絵本のよみきかせをしているけど、子供が最後まで聞いてくれない。
我が家では、3歳になっても、子供が絵本を最後まで聞いてくれず、悩んでいました。
そんなとき、見つけたのが、しかけ絵本です。
しかけ絵本であれば、最後まで子供が聞いてくれます。
今回は、しかけ絵本「あかまるさわって!」を紹介します。
私は、4000冊以上の絵本を読み聞かせしています。回数でいえば、10000回を超えています。その経験をもとに、絵本を紹介します。
あかまるさわって!
今回紹介する絵本は、あかまるさわって!です。
しみずだいすけさんの作品です。
2021年発売、ポプラ社の発行です。
あらすじ
色んな形に触って、まる、さんかく、しかく…
色んな色に触って、赤、青、緑…
五感を使って、形と色に触れる絵本です
感想
色や形に触れることができる
この絵本は、「あかまるどこかな?」というように、子供が、絵本の中から、しかけをめくって色や形を探す仕掛けになっています。
疑問文で文章が書かれているため、子供に答えを考えさせることができます。
しかけをめくる仕組みになっているため、めくる前にも、子供に答えを考えさせることもできます。
色や形を覚えていない子供にとっては、絵本を何度も繰り返し読むことによって、徐々に色や形を覚えていくことができるようになっています。
「ぜんぶでいくつ?」という質問のように、数についても、触れていくことができます。
「おおきいしかくはどこかな?」という質問のように、大きさについても触れることができます。
子供が形や色が身につくように、よく考えて書かれた絵本だと思いました。
親子でのやりとりが増えるしかけ
絵本の欄外には、「ほかにも聞いてみましょう」と、親が本に書いてあること以外にも質問ができるようにヒントが書かれています。
単に絵本を読むだけでなく、親が絵本とは違う質問をして、親子でコミュニケーションが図れるに工夫がなされています。
親が違う質問をすることによって、子供も新たな気持ちで絵本を楽しむことができると思います。
対象年齢
文字数が少なく、ストーリーもないので、0歳のお子様からでも読めます。
まとめ
今回は、「あかまるさわって!」を紹介しました。
この絵本は、アメリカから日本のアマゾンで注文して購入ました。
実際に読んでみて、よく考えられた絵本だと思いました。
子供が0歳の時に発売されていれば、買ってたのに…と、少し惜しく思いました。
以下の記事では、他のしかけ絵本を紹介しています。そちらの記事もあわせてお読みください。
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