英語の絵本を読みたい。
でも、どの英語の絵本を読んだら良いかわからない。
この記事では、悩みを解消するために、英語の絵本を紹介します。英語の絵本は、英語の読解力の向上に最適な方法です。
今回はA SNOOPY TALEです。
なお、渡米前、私は、４０００冊以上は絵本を読み聞かしていました。回数で言えば、１００００回以上は読み聞かせをしています。アメリカでは、英語絵本の読み聞かせをしています。その経験を踏まえて、絵本を紹介します。
A SNOOPY TALE
今回の絵本は、A SNOOPY TALEです。
２０２１年の出版です。
アメリカでの値段は、＄１７．９９です。
出版は、SIMON SPOTLIGHTです。
同社のReady-to-Readシリーズの一冊となっています。
APPLE TVで放送されているThe Snoopy Showのエピソードに基づいています。
本書のレベルは、Ready-to-Readシリーズ独自の部類では、「LEVEL TWO」に位置付けられています。
同レベルの特徴は、Longer Sentence、Simple Chapters、High-interest vocabulary wordsとなっています。
あらすじ
スヌーピーは、自伝を作成しました。
みんなは、スヌーピーの自伝に夢中です。
しかし、チャーリーブラウンは、自伝の内容が異なると主張し、スヌーピーが自分の家に来た日のことから語り始めます。
サリーは、絵本に、チャーリーブランのことが書かれていないことに気付きます。
チャーリーブラウンは、スヌーピーに、親友なのに、なぜ僕のことが書いていないのか尋ねます。スヌーピーは、自伝のはしがきの中で、チャーリーブラウンへの謝辞を述べていることを教えます。
チャーリーブラウンは、自伝が自分から始まっていることにうれしく思い、笑顔になりました。
感想
かわいいキャラクターたちが登場
スヌーピーは、かわいいです。スヌーピーは、少し斜にかまえていますが、憎めないキャラクターです。
点と線で描かれたチャーリーブラウンの表情も哀愁を誘います。
本作品は、飼い主であるチャーリーブラウン少年との強い絆が描かれています。
英語は少し難しい
LEVEL２だけあって、英語は少し難しくなります。
文章の中で、関係詞が使われ、１文が少し長くなります。１頁に書かれている文の量も少し長くなります。３文程度が書かれています。
また、少し難しい単語が出てきます。普通の単語でも、複数の意味があるものが使われ、前後の文脈から適切な単語の意味を選択する必要があります。
例えば、チャーリーブラウンが、スヌーピーにいくつかの「tricks」を教え、その一つが「Shake」という場面が出てきます。
私が最初に読み聞かせをしたときは、「tricks」を手品、「Shake」を振ると読んでしまったので、？？？となってしましました。
でも、絵本を読み直すと、違いました。前後の文脈から、「tricks」は芸、「Shake」はお手であることがわかりました。
レベル２であることから、似通った音をかける言葉遊びの要素も出てきます。
チャーリーブラウンは、スヌーピーに「Shake!」と言った後に、スヌーピーを見て、「He returned with a milksake!」 と叫んでいます。
スヌーピーにお手と言ったのに、スヌーピーがミルクセーキを持って戻ってきたと言っているのです。Shakeと言ったら、milkshakeと、似たような言葉で勘違いして持ってきたところに、面白さがあります。絵ではなく、言葉の表現だけで笑わそうとしていため、絵本としては高度です。英語を理解すればより楽しめます。
まとめ
スヌーピーは、かわいいです。
英語は、少し難しいですが、何度も読んで楽しめる絵本です。
以下の記事では、他のスヌーピーの絵本も紹介しています。あわせて、そちらもお読みください。
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