絵本「ノラネコぐんだんラーメンやさん」を読み聞かせ【辛口コメント】

絵本「ノラネコぐんだんラーメンやさん」を読み聞かせ【辛口コメント】 日本の絵本

子供にどんな絵本を読んだらよいのかわからない。

この記事では、そのような悩みにお答えするために、絵本を紹介します。

今回の絵本は、ノラネコぐんだんラーメンやさんを紹介します。

私は、子供に、4000冊以上は、絵本を読み聞かせしています。回数で言えば、10000回以上は読み聞かせをしています。アメリカでも、英語の絵本を楽しんでいます。その経験を踏まえて、絵本を紹介します。

ノラネコぐんだんラーメンやさん

今回は、ノラネコぐんだんラーメンやさんです。

工藤ノリコさんの作品さんです。

白泉社の発行です。

第1刷発行は、2021年です。

感想

文章の長さが気になる

この絵本は、文章での説明が長いです。



ノラネコぐんだんシリーズの以前の作品より、文章が長くなっているのが非常に気になります

例えば、ラーメン屋のページでは、文章が16行あり、1頁の3分の2程度が文章で埋まっていました。長文の文章が絵とかぶっており、読みづらく感じました。文字ばかりに目に入ります。

ストリートがマンネリ化

作品の内容が面白かったら、文章の長さは気にはならなかったと思います。本作品は、以前の作品よりも、面白さが失われていると感じています。

ストーリーがマンネリ化しています。以前と同じパターンの繰り返しで、何の工夫も見られません。

途中で、まほうのいしをかいじゅうが奪いにくる話を混ぜて、ストーリーにひねりを入れようとしています。でも、なぜその話が途中で挿入されるのか、よく理解できませんでした。

子供もなぜ戦いになるのかがわからないと言って、不満そうでした。

根本的に、この絵本には、伝えたいテーマがないと思います。


絵が混雑

本作品は、ノラネコぐんだんやさるがたくさん登場するので、絵の中が混雑しています。



満員電車の状態です。そのうえに、絵の上に、長文の文章が重ねられているので、読みづらいです。

個人的には、読み聞かせがしづらい絵本だと思っていました。

まとめ

今回は、ノラネコぐんだんラーメンやさんを紹介しました。



日本では、「ノラネコぐんだんきしゃぽっぽ」を購入し、よく読んでいました。

サンフランシスコの本屋で、本作を見かけたので、購入しました。

しかし、本作品は、「ときめく」か「ときめかないか」で言ったら、ときめきませんでした。

ノラネコぐんだんのシリーズが好きな方には、待望の一冊です。


以下の記事では、おすすめの絵本を紹介しています。そちらの記事もあわせてお読みください。

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