経済のニュースは難しい…
そんなことないですか。
私は、アメリカに来てから、ニュースなどで、経済のことを学び始めました。
AMDが利益警告を出したとのニュースが報道されていました。
そこで、実際に、AMDのホームページから利益警告のプレスリリースを読みました。
今回は、プレスリリースの概要を紹介します。
AMDのプレスリリース
AMDのプレスリリースが掲載されたホームページは、以下の通りです。
プレスリリースの内容
以下、10月6日に発表されたプレスリリースの内容を、抜粋して、日本語で紹介します。
プレスリリースのタイトル
AMD、2022年第3四半期決算(速報値)を発表
概要
プレスリリースの概要は、以下の通りです。
- 第3四半期の収益速報値は約56億ドル、事前予想の67億ドル+-2億ドルを下回る →主にクライアントセグメントの収益が低迷したことが原因
- データセンター、ゲーミング、エンベデッドの各セグメントは、前年同期比で大幅増収となり、会社予想とほぼ一致
- 11月1日の決算説明会で経営陣が業績および見通しを説明
詳細な内容(抜粋)
第3四半期の売上高は約56億ドルで、前年同期比29%増となる見込みです。AMDは、以前、ガイダンスの中間値では、売上高が前年同期比約55%増加すると予想していました。速報値では、PC市場の低迷によるプロセッサーの出荷減とPCサプライチェーン全体での大幅な在庫調整により、クライアント分野の売上が予想を下回っています。
データセンター、ゲーミング、エンベデッド の各分野の売上は、それぞれ前年同期比で大幅に増加し、会社予想とほぼ同じとなりました。
売上総利益率は約42%、non-GAAPベースの売上総利益率は約50%となる見込みです。AMDはこれまで、non-GAAPベースの売上総利益率を約54%と予想していました。総利益率が予想を下回ったのは、主にクライアント・プロセッサー出荷台数および平均販売価格(ASP)の低下による収益の減少によるものです。さらに、当四半期の業績には、主にグラフィックス事業およびクライアント事業における在庫、価格、関連する引当金に関する約1億6,000万ドルの費用が含まれると予想しています。
第3四半期の営業費用は約24億ドル、non-GAAPベースの営業費用は約15億ドルとなる見込みです。非GAAPベースの営業費用は、当四半期の変動報酬費用の減少により、従来の予想値である16億ドルを下回りました。
Q3’22 Earnings カンファレンスコール
2022年11月1日午後2時(日本時間午後5時)より、金融機関向けにカンファレンス・コールを開催し、2022年第3四半期の決算について説明
まとめ
今回は、AMDの利益警告を読んでみました。
予想よりも売上が下がる見込みであることはわかりました。
PCの在庫が増え、商品が売れなくなっているんですね。
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