英語絵本を読みたい。
でも、どの英語の絵本を読んだら良いかわからない…
この記事では、悩みを解消するために、英語絵本を紹介します。
英語絵本は、英語の学習に最適な方法です。
今回の絵本は、Pete the Cat TOO COOL FOR SCHOOLです。
なお、渡米前、私は、4000冊以上は絵本を読み聞かしていました。回数で言えば、10000回以上は読み聞かせをしています。アメリカでは、新たに英語の絵本の読み聞かせをしています。その経験を踏まえて、絵本を紹介します。
Pete the Cat TOO COOL FOR SCHOOL
今回紹介するのは、Pete the Cat TOO COOL FOR SCHOOLです。
Kimberly and James Deanの作品です。
2014年の出版です。
アメリカでの値段は、$16.99です。
出版は、HarperCollinesPublishersです。
同出版社が刊行する「I Can Read Book」シリーズの1冊です。
本書のレベル
本書のレベルは、同シリーズ独自の部類では、「MY First」に位置付けられており、絵本を読み始めた子供向けの一番簡単なものです。
Guided Reading Levelでは、Eです。
あらすじ
ピートは、格好よく見られたいと思っています。そこで、みんなに、何を着るべきか尋ねていきます。みんなは、それぞれ、ピートが着る服を提案します。
黄色いシャツ、赤いシャツ、青いシャツ、緑のズボン、魚模様のショートパンツ、水玉模様のくつした、カーボーイブーツ、縞模様のネクタイ、野球帽。
みんなのおすすめを着たものの、つまらない恰好になり、暑くてたまりません。
ピートは、家に戻り、自分の好みの服装に着替えるのでした。
ピートは、格好よくありたいなら、ありのままの自分でいればよいことを悟るのでした。
感想
アメリカらしい絵本
この絵本は、アメリカらしい絵本です。
周りの意見よりも、自分自身の考えを大事にする。ありのままの自分でいることが恰好いい。
そんなことを教えてくれた絵本でした。
アメリカの街中を歩いていれば、多様な格好の人に遭遇しますが、誰も他人の視線を気にしているようには見えません。その根底には、幼児の時から、このような絵本を読んでいることが一因としてあるのかも?と考えさせられました。
日本の絵本では、複数の仲間とのきずなを描くことがあります。でも、この絵本では、仲間との関係よりも、まずは、自己を確立することの大切さに気付かせてくれます。日本では描けない絵本です。
絵は好みがわかれる
絵は、いわゆるヘタウマで、個性的な絵です。キャラクターの目が巨大で、手足が異常に細いのが特徴です。読者によって、絵の好みはわかれるかと思います。
ただ、ヘタウマな絵だからこそ、ありのままの自分でいることの大切がよりよく伝わっています。
まとめ
今回は、Pete the Cat TOO COOL FOR SCHOOLを紹介しました。
アメリカの本屋、図書館では、Pete the Catの絵本がたくさん並べられており、幼児用の絵本として人気があります。
中学校で習う基本的な英単語の繰り返しであることから、英語絵本の読み始めには最適です。
読めば読むほど、味が出てくる、するめのような絵本です。
この本以外には、エレファント&ピギーのシリーズの絵本も読みやすくて、初心者の方にはおすすめです。以下の記事で紹介していますので、あわせて以下の記事もお読みください。
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