オンライン英会話の講師は、ネイティブか非ネイティブのどちらを選べばいいの?
講師は、ネイティブと非ネイティブでどうちがうの?
これは、オンライン英会話をやっていれば誰しもが直面する問題です。
この記事を読めば、そんな問題が解消されます。
結論としては、どの英会話を選ぶのかは、人によります。オンライン英会話にはメリット・デメリットがありますので、それを踏まえて、決めていくことになります。
ネイティブ講師・ネイティブ講師のどちらを選ぶかは、両者のメリット・デメリットを理解しておく必要があります。そこで、両者のメリット・デメリットを紹介します。
非ネイティブ講師のメリット
非ネイティブ講師のメリットは、以下の4つです。
- 受講料が安い
- 英語が聞き取りやすい
- 英語学習者の大変さがわかる
- 外国では非ネイティブと英語で会話する機会が多い
以下、具体的に4つのメリットの内容を紹介します。
受講料が安い
なんといっても、非ネイティブ講師は、受講料が安いのが特徴です。
なぜなら、非ネイティブ講師の多くは、日本に比べれば、物価が安い国に居住しているからです。物価が安い国は、賃金も安いです。そのため、非ネイティブ講師は、ネイティブ講師に比べれば、受講料が安くなります。
英語の上達には、質もさることながら、数をこなすことも欠かせません。数をこなしたい方は、受講料が安い非ネイティブ講師を選択することになります。
英語が聞き取りやすい
非ネイティブ講師の英語は、聞き取りやすいです。
なぜなら、非ネイティブ講師は、英語単語を一語一語ずつ区切って、はっきりと発音してくれるからです。一方、ネイティブは、カジュアルな場面や早口で話した場合には、音を省略したり、砕けた発音をすることがあります。
例えば、「want to」です。非ネイティブが話す場合は、「want to」(ウオント トウ)とwantとtoをはっきりと区別して発音します。しかし、ネイティブが話す場合には、「wanna」(ワナ)とつなげて、省略して発音します。
非ネイティブ講師は、省略や砕けた発音をしないことから、聞き取りやすいです。英会話の初心者のように、英語を聞きなれていない方には、非ネイティブ講師の聞き取りやすい英語がおすすめです。
英語学習者の大変さがわかる
非ネイティブ講師は、英語学習者の大変さをよく理解してくれます。
なぜなら、非ネイティブ講師は、英語が母語でなく、学校などで一から外国語として英語を身につけてきたからです。これは、日本人と同じです。非ネイティブ講師は、日本と同じ環境で英語を苦労して身につけたからこそ、英語学習者の大変さを理解してくれます。
非ネイティブは、ネイティブでないからこそ、非ネイティブに役立つ英語学習のコツを知っています。
外国では非ネイティブと英語を話す機会が多い
実際には、外国では、非ネイティブと英語で話す機会が多いです。
なぜなら、英語を母語とする国は、少数だからです。英語を母語とする国にも、英語を母語としない外国人の方が多数住んでいます。
英語を母語とする国は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、シンガポール、インドなど少数の国です。世界には、非ネイティブの国がたくさんあります。非ネイティブの方が世界の人口に占める割合は多いのです。そのため、外国では、非ネイティブの方と英語で話す機会が多いです。
実際に、私は、アメリカに来てみて、ネイティブの方よりも、韓国、中国、メキシコなど外国出身の非ネイティブと英語で話す機会が多かったです。
色んな国の方と話してみたいという方には、非ネイティブ講師が合っています。
非ネイティブ講師のデメリット
訛り
非ネイティブ講師の中には、訛りがある先生もおられるのも事実です。
しかし、非ネイティブの訛りは、よほどの英語上級者でなければ、学習に支障はありません。
また、英語の訛りがあるのは、ネイティブでも同じです。例えば、アメリカ南部は、英語の訛りが強く、ネイティブであっても、かなり聞き取りづらいです。インドの訛りもかなりのものです。
もしろ、非ネイティブ講師と話すことによって、様々な国の方と話すことに慣れる練習になります。
ネイティブ講師のメリット
ネイティブ講師によるメリットは、以下の3つです。
- 発音とスピードが自然
- 多くの英語表現・言い回しを知っている
- 英語圏の文化や生活習慣を知れる
以下、具体的に3つのメリットの内容を紹介します。
発音とスピードが自然
ネイティブ講師の英語は、発音とスピートが自然です
ネイティブは、幼児から、英語をたくさん使用しているため、自然な発音とスピードで会話することができます。英語がたどたどしくありません。
例えば、Water(水)という単語は、日本人であれば、「ウォーター」と発音します。でも、ネイティブであれば、「ウォーダー」と、「t」をダと発音します。ネイティブの講師に学ぶことによって、このような自然な英語の発音を学ぶことができます。
ネイティブは、会話がよどみないため、会話のスピードも早いです。自然な早さです。
ネイティブの発音や会話スピートに慣れたい場合には、ネイティブによるオンライン英会話を選ぶことになります。
多くの英語表現・言い回しを知っている
ネイティブは、多くの英語表現・言い回しを知っています。
ネイティブは、日ごろから、たくさんの英語に触れていますので、多くの会話表現や言い回しを知っているのは当然です。ネイティブは、砕けた表現であるスラングも知っています。
例えば、あいさつ一つをとっても、多様な表現があります。ネイティブは、道端で他人と会ったときは、「Hi」とあいさつします。「Hello」は、かしこまった表現なので、あまり使いません。友達のような親しい関係のときは、「Hey」と言ったりもします。
加えて、ネイティブは、多様な表現を知っており、同じような表現でも、その場面に応じた使い分けができます。ニュアンスの違いを説明することができます。
非ネイティブも、もちろん英語表現・言い回しを知ってはいますが、ネイティブに比べれば、その範囲は狭くなってしまいます。
ネイティブによるオンライン英会話は、多くの英語表現・言い回しを身につけ、それらを正確に使い分けたい方に向いています。
英語圏の文化や生活習慣を知れる
ネイティブ講師から英語圏の文化や生活習慣を学ぶことができます。
ネイティブは、英語圏で生活をしていますので、ネイティブとの会話を通じて、現地の文化や生活習慣を知ることができます。言語は、現地の文化や生活習慣と密接に結びついています。文化や生活習慣を知れば、より英語を理解することができます。文化や生活習慣を知れば、英語の勉強の意欲もわいてきます。
英語圏の文化や生活習慣に興味がある方は、ネイティブ講師がおすすめです。
ネイティブ講師のデメリット
受講料が高い
ネイティブ講師のオンラインレッスンは、受講料が高いです。
ネイティブ講師は、物価の高い地域に住んでいるからです。ネイティブ講師の報酬は、物価に比例して、高くなります。その結果、ネイティブ講師によるオンライン英会話は、受講料が高くなります。
例えば、カリフォルニア州の最低時給は、2023年1月1日時点では、15ドル50セント(1ドル140円換算で2170円)です。飲食店は、最低時給では人が集まらないことから、20ドル以上で求人を出することもよくあります。ネイティブは、給料も高いので、講師に支払うべき報酬も高くなっていますのです。
このように、ネイティブ講師によるオンライン英会話は、非ネイティブ講師に比べれば、受講料が高くなります。
講師の数が限られている
ネイティブ講師は、数が限られています。そのため、ネイティブ講師の授業は、予約が取りづらい傾向があります。
ネイティブは、現地では、英会話講師以外にも、給料が良い仕事はたくさんあります。そのため、どうしても、講師になる人は限られてきます。
ネイティブ講師専門の英会話スクールを選ぶか、非ネイティブ・ネイティブが両方にいる場合には、ネイティブ講師を早めに予約することになります。
まとめ
本記事では、ネイティブ・非ネイティブ講師のメリット・デメリットを紹介しました。
どちらにも、メリット・デメリットがありますので、両者の違いを踏まえて、ご自身の目的に合った方法を選んでいく必要があります。
どうしても決めきれない場合には、ネイティブ講師・非ネイティブ講師をいずれも実際に無料体験してから決めるのがオススメです。こちらもご検討ください。
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