子供の読み聞かせをしたい。
でも、どの絵本を読んだら良いのかわからない…
この記事では、そのような悩みを解消するために、英語の絵本を紹介します。
今回の絵本は、KNUFFLE BUNNY TOOです。
なお、渡米前、我が家では、子供に、4000冊の絵本を読み聞かせました。回数で言えば、10000回以上は読み聞かせをしています。アメリカでは、新たに英語の絵本の読み聞かせをしています。
KNUFFLE BUNNY TOO
今回の絵本は、KNUFFLE BUNNY TOOです。
Mo Willems(モー・ウィレムズ)の作品です。
2007年の作品です。
アメリカでの値段は、17ドル99セントです。
この絵本は、2008年に、Caldecott Honor を受賞しています。
あらすじ
Trixie(トリクシー)は、世界に一つだけの人形KNUFFLE BUNNY(ナッフルバニー)を学校に持っていき、みんなに見せるのを楽しみにしていました。
しかし、学校に着くと、Sonija(ソニヤ)も同じ人形を持ってきていました。
二人は、言い争いになり、先生によって、二人の人形は取り上げられてしまいます。
放課後、トリクシーは、先生から人形を返してもらいました。
深夜になり、トリクシーは、人形が自分のものではなく、ソニヤのものと入れ替わっていることに気付きます。
トリクシーは、父親と一緒に、人形を交換しに行きます。
人形を取り戻したトリクシーは、新たなものも手に入れます。
それは、ソニヤという親友でした。
感想
写真と絵の融合
この絵本は、モノクロの街並みの写真を背景に、カラーのキャラクターたちが描かれているところに特徴があります。写真と絵を組み合わせた絵本は、珍しく、斬新です。
ブルックリンパブリックライブラリーなどのニューヨークの写真が使われています。
夜の街でウサギを交換する場面などは、写真がスタイリッシュでおしゃれです。大人が好きそうな絵本です。
写真が中心になっており、読み聞かせをするよりは、眺める感じの絵本かなという印象です。
登場人物のセリフ部分は、吹き出しになっており、漫画風になっています。これは、他のモーウィリアムの作品にも共通しています。
トリクシーが友達に見せるといって、10人以上もの友達の名前をあげて、吹き出しも大きくなります。この場合では、思わず笑ってしました。
友情
トリクシーとソニヤの二人は親友になります。お気に入りの人形という同じ共通点があることで、友達になることができます。
友情の大切さも教えてくれる絵本でした。
まとめ
今回は、KNUFFLE BUNNY TOOを紹介しました。
写真を使っていることから、個性的な絵本でした。
モー・ウィレムズ作品をお好きな方は、お読みになってください。
以下の記事では、モー・ウイレムズの他の作品も紹介しています。そちらも、あわせてお読みください。
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