子供に英語を身につけてほしい。
でも、どのように学習を始めたら良いのかわからない…
この記事では、そのような悩みを解消するために、子供が通うアメリカの小学校の先生から聞いた英語学習法を紹介します。
先生は、長年、外国人の子供の教育に携わってきたので、英語教育に精通しています。我が家でも、その方法を参考にして、家庭で英語学習をしています。参考になさってください。
アメリカの小学校教師から学んだ英語学習法
私の子供は、カリフォルニア州の公立小学校に1年から通っています。
小学校の先生は、20年以上の経験があるベテランの先生です。カリフォルニア州には、多くの外国人や移民がいるため、たくさんの非ネイティブの子供にも教えてきた経験をお持ちです。
私は、先生に、子供の英語の学習方法を、色々と相談しています。
先生から英語を学習するためにおすすめされた方法は、以下の2つです。
- 英語の絵本の読み聞かせ
- 公園でネイティブの子供と遊ぶ
英語絵本の読み聞かせ
簡単な英語絵本の読み聞かせ
おすすめの学習法として、英語絵本を、毎日、15分、読み聞かせしなさいと言われました。
絵本は、英語のネイティブが読むのでなくても良い、両親が読むので構わないとのことでした。
そうすることによって、英語への抵抗がなくなるからです。絵本であれば、絵がついていますので、読み聞かせ内容を理解する助けにもなります。英語絵本は、英語に慣れ、リーディングの力を強化することにつながります。
絵本は、乳児や幼稚園児が読むような簡単もので良いと言われました。無理に難しいものを読むと、英語への興味がなくなってしまうからです。
日本の赤ちゃんも簡単な絵本の読み聞かせを重ねることで、たくさんの言葉を見につけることができます。それと同じ原理です。
日本語の絵本の読み聞かせも大切
大事なことは、日本語の絵本の読みかせも大切ということです。
英語を身につけようと思って、日本語はおそろかになりがちですよね。
でも、日本語の理解が育っていないと、英語も充分に理解できない恐れがあるということを先生は強調されていました。
英語能力を育むには、その前提として日本語の能力が充分になければ、中途半端になってしまうのです。
公園に行く
同時に、先生には、公園に行くように勧められました。
これは、英語のリスニング能力を高めるためです。
公園には、現地の子供が遊んでいます。現地の子供の近くで遊んでいれば、現地の子供が使う自然な英語が耳に入ってきます。子供ですので、難しい内容は話しません。
授業でも英語を使いますが、難しい内容を教えることもあり、子供自身が興味を持てないこともありますよね。公園などの遊びを通して英語を聞けば、子供も楽しいし、自然に英語に馴染むことができます。
公園は、先生の例えですので、英語が自然に耳に入ってくる環境であれば、何でも良いです。英語が耳に入る環境に身を置くということです。
また、先生には、リスリングの強化から始めるように勧められました。
ライティングなどの練習は、後回しにして良いと言われました。日本の中学校での英語教育であれば、最初に、アルファベットを正確に覚えいきます。しかし、とにもかくにも、リスニングです。
日本の子供も両親が話しているのを聞いて、まずは、話すことを覚えます。その後、ひらがなを覚え、字がかけるようになります。同時に、ようやく自分ひとりで本を読むことができるようになります。それと同じで、まずは、聞くことを強化するようにとの指導でした。
日本の子供が日本語を学ぶことをすればよいのです。
まとめ
今回は、アメリカの教師から学んだ小学生の英語学習法を紹介しています。
アメリカにいて感じるのは、アメリカにいたとしても、必ずしも英語が上達するとは限らないことです。3年以上滞在していても、全く英語が話せるようにならないお子さんの話も耳にしました。
アメリカにいても、工夫しないと子供の英語は上達しないことがわかりました。逆にいえば、日本にいても、工夫次第で、子供の英語力は、上達すると感じています。
子供の英語力の向上は、大変ですね。毎日、少しずつ、できることをやっていきます。
以下の記事では、英語絵本の読み聞かせをする際に役立つ絵本の選び方を紹介しています。併せて、そちらもお読みください。
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