まるで絵本と対話している気分…エレファント&ピギーの英語絵本を紹介

まるで本の中と対話している気分…エレファント&ピギーの絵本を紹介を紹介 英語絵本

英語の絵本を読みたい。

でも、どの英語本を読んだらよいのかわからない…。

この記事では、そのような悩みを解消するために、英語絵本を紹介します。

英語の絵本は、英語に馴染むのに最適な方法です。

今回の英語絵本は、We Are in a Bookです。

なお、渡米前、私は、4000冊以上の絵本を読み聞かせしました。回数で言えば、10000回以上は読み聞かせをしています。アメリカでは、英語の絵本の読み聞かせを始めました。その経験から英語絵本を紹介します。



We Are in a Bookとは

今回の英語の絵本は、We Are in a Bookです。

Mo Willemsの作品です。

ぞうのジェラルドとぶたのピギーが登場するAn ELEPHANT&PIGGIE Bookのシリーズの一冊です。アメリカでの値段は、$9.99です。

この作品は、2011年のTheodor Seuss Honorを獲得しています。

Theodor Seuss Geisel Awardとは、毎年、前年度に米国で出版された英語で書かれた初級者向けの本の中で優れた作品に贈られる賞です。

アマゾンでの推奨レベル

Preschool – Kindergarten


あらすじ

仲良しのジェラルドとピギー。二人は、誰かが自分たちを見ていることに気付きます。

怪物?

違います。実際に絵本を読んでいる読者です。

二人は、読者が自分たちの本を読んでいることに気付きます。自分たちが本の中にいることに気付きます。

二人は、読者に何かの単語を言わせようとします。それは、「バナナ」。二人は、読者がバナナと言っているのを聞いて、大笑い。

大笑いしたのもつかの間。ジェラルドは、もうすぐ絵本が終わってしまうことに気付きます。二人はどうなってしまうのでしょうか…


感想

本作品は、ジェラルドとピギーが登場する人気シリーズの作品です。

本絵本は、よく練られた内容の作品で、おすすめです。

最初、二人は、自分たちが読者に見られており、本の中にいることに気付きます。そこから、私たち読者が実際に、ジェラルドやピギーと会っているかのような気持ちにさせられ、絵本の中に引き込まれていきます

二人は、読者に「バナナ」という単語を言わせようとします。読み聞かせをしていれば、実際にバナナと言うのですが、それを聞いて、2人は大笑い。絵本の世界と現実の世界とで言葉のキャッチボールをしている感じにさせられます。

イラストも、工夫されています。例えば、誰かが見ていると気付いたピギーは、大きく、読者の方に近づいてきているように描かれています。ページの終わりが気付いた2人は、実際に、ページ番号(45頁)部分をめくって、実際の最終頁(57頁)を確認しています。

シリーズの他の作品と同様に、1つのページにセリフがわずかしかなく、簡単な単語が少し使われているだけです。セリフは、吹き出しで書かれたおり、象のジェラルドの吹き出しは、灰色、豚のピギーは、ピンク色と色が分けられており、視覚的に見やすくなっています。


まとめ

今回は、We Are in a Bookを紹介しました。

この絵本は、おすすめです。絵本と対話している気持ちになりました。

絵本が終わることに気付いた二人が、もう一回読んでくださいと言った最後の場面を見て、もう一度、絵本を最初から読みたくなりました。


エレファント&ピギーの英語絵本は、他にもたくさんあります。以下の記事では、他のエレファント&ピギーの英語絵本を紹介していますので、あわせてお読みください。

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