カランメソッドって、よく聞くけどなに?
カランメソッドではどんなことをするの?
そう思っておられる方がおられると思います。私も疑問に思っていました。
この記事を読めば、カランメソッドとは何かがわかります。
我が家の夫は、渡米前からオンライン英会話をやっています。
今も、暇さえあれば、オンライン英会話で、カランメソッドを受講しています。今は、カランメソッドとのステージ11を受講しています。
そんな夫に情報提供をしてもらいましたので、カランメソッドとは何か疑問に思っておられる方がおられたら参考になさってください。
まとめ
Callan method(カランメソッド)は、イギリスで開発された英語学習法のひとつです。
主に、リスニング・スピーキングの基礎的な能力を鍛える点に重点がおかれています。
運動でいえば、筋トレみたいなものです。
カランメソッドとは
Callan method(カランメソッド)は、Robin Callan(ロビンカラン)さんが開発した英語の学習法です。
現在では、カランさんが経営したCallan Method Organisation Ltd.がカランメソッドの開発、教材の販売などを担当しています。
同社のHPのアドレスは、以下の通りです。
40か国以上で学ばれており、毎日、多くの人々がこの方法で学習に取り組んでいます。
カランメソッドの概要
カランメソッドは、1~12のStageからなります。
Stageがあがるにつれ、徐々に難しい単語や文法を学ぶように設計されています。
授業では、スピーキング、リスリングだけでなく、音読やディクテーションなどの活動も取り入れられ、体系的に英語が身につくようにされています。
カランメソッドの売り
カランメソッドでは、以下の3つを売りにしています。
- It’s fast and effective(早くて効果的)
- It’s lively and enjoyable(活発で楽しい)
- There is constant listening and speaking practice(リスニング・スピーキングの練習)
カランメソッドの特徴
カランメソッドの特徴は、以下の通りです。
- 授業中はテキストを見ない
- 授業中は質疑応答を繰り返す
- 先生によるフォローがある
- 質問と同じ文法構造の長文で回答する
- 先生による間違いの指摘がある
- 授業中の自由会話は禁止
- 復習重視の学習
授業中はテキストを見ない
授業中、生徒は、テキストを見ずに、授業を受けます(生徒がテキストを音読する場合は、例外的にテキストを見ます。)
なぜなら、テキストを見ないことによって、リスニング、スピーキングの能力を向上することに重点を置いているからです。
カランメソッドにはテキストがありますが、テキストは、復習時にみることになります。
授業中は質疑応答を繰り返す
授業中は、先生が生徒に対し、テキストに基づいて、連続で質問をしてきます。生徒は、先生からの質問に答えていくことになります。このように質疑応答を繰り返してきます。
これは、生徒がスピーキングする時間をなるべく持つためです。
初心者がフリートークをする場合には、先生ばかりが話すことになりがちです。そのような事態を避けるために、テキストに基づいた質疑応答を繰り返しています。また、生徒が即座に英語の質問に答えることで、聞いた英語の質問を日本語に翻訳することなるく、そのまま英語で返答できるように鍛えています。
なお、授業中には、リーディング(テキストの音読)、ディクテーションを行うこともあります。
先生によるフォローがある
先生との質疑応答だと難しく感じるかもしれませんが、授業中には、先生のフォローがあります。
先生は、同じ質問を2回繰り返し言ってくれます。生徒は、同じ質問を2回聞いた後に、回答していくことになります。
また、先生は、質問が終わった後、直ちに、回答も言い始めます。何を言うべきかわからないときには、先生が言っている答えに続いて、同じ内容を答えていくことになります。
このように先生のフォローがあることで、生徒がスピーキングできるように設計されています。
質問と同じ文法構造の長文で回答する
先生からの回答は、質問と同じ文法構造で回答することになっています。
また、質問には、省略せず、長文で答えるようになっています。
なぜなら、質問と同じ文法構造で、長文で回答することによって、スピーキングを能力の向上を図っているからです。
例えば、講師が「Do you like reading mystery stories?」と質問します。授業中では、「Yes,I like reading mystery stories. 」のように、省略せずに、同じ文法構造で答えるルールです。実際の会話で使われる「Yes, I do.」「NO,I don’t」と答えてはいけません。
先生による間違いの指摘がある
生徒が回答中に間違いを言った場合には、先生が生徒の間違いを指摘することになっています。
なぜなら、英語力の向上には、自分の間違いを理解することが欠かせないからです。
例えば、発音、冠詞や複数形などに間違いがあれば、先生から指摘があります。
先生による間違いの指摘があることで、自分のスピーキングのどこに間違いがあるのかを理解することができます。
授業中の自由会話は禁止
カランメソッドでは、授業中の自由会話は禁止です。
その理由は、生徒になるべく英語を話す時間をもってもらうためです。自由会話であれば、先生が主に話すことになってしまいます。また、自由会話では、体系的に、英単語、文法などを身につけることができません。そのような事態を避けるために、自由会話は禁止となっています。
復習重視の学習
カランメソッドは、復習重視です。
授業は、前回の復習から始まるので、何度も何度もテキストの同じ内容を練習します。そのため、強制的に復習をすることになります。
復習を繰り返すことによって、記憶の定着を図ります。
なお、カランメソッドは、予習はしないことが前提になっています。
カランメソッドが学べる学校
カランメソッドは、認定を受けた学校でしか学ぶことができません。
2022年10月末現在、日本でカランを受講できるのは、以下の教室です。このうち、オンラインで受講する場合には、GEOS Online、Native Camp、QQEnglishの3社になります。
- Centre Gate English
- 3R English
- Alpha ECO
- GEOS Online ※Online Partner
- Ichi’s English Conversation School
- Native Camp ※Online Partner
- QQEnglish ※Online Partner
まとめ
今回の記事では、カランメソッドとは何かを紹介しました。
Callan method(カランメソッド)は、イギリスで開発された英語学習法のひとつです。
主に、リスニング・スピーキングの基礎的な能力を鍛える点に重点がおかれています。
英会話は、実際に実践を行うことが何よりも重要です。QQイングリッシュ、ネイティブキャンプは、無料体験を行っています。受講をためらわれている場合には、実際に無料体験してから、判断してみてください。
【カランメソッドを無料体験できる学校①・QQイングリッシュ】
【カランメソッドを無料体験できる学校②・ネイティブキャンプ】
なお、QQイングリッシュには、体験した感想記事も書いていますので、こちらも併せて読んでいただければ幸いです。
コメント