子供に絵本のよみきかせをしているけど、子供が最後まで聞いてくれない。
我が家では、3歳になっても、子供が絵本を最後まで聞いてくれず、悩んでいました。
そんなとき、見つけたのが、しかけ絵本です。
しかけ絵本であれば、子供も最後まで絵本を聞いてくれます。
今回は、しかけ絵本である「ぼうしころころ」を紹介します。
私は、日本で、4000冊以上の絵本を読み聞かせをしてきました。米国では、英語絵本の読み聞かせを始めました。その経験を踏まえて、絵本を紹介します。
ぼうしころころ
今回は、ぼうしころころです。
作・山脇恭さん、絵・末崎茂樹さんです。
1993年発売、偕成社の発行です。
あらすじ
ぞうくんがお気に入りのぼうしをかぶって歌をうたいながら散歩。急に、風がぴゅー
ぼうしが飛ばされてしまします。ぼうしがころろころころ。
ぞうくんは、段ボールの後ろ、パン屋の入り口、塀の隙間を探します。
でも、ぼうしは見つかりません。
果たして、ぞうくんのぼうしは見つかるのでしょうか。
感想
しかけがたくさん
この絵本では、ぞうくんのぼうしを探していきます。
しかけを用いて、ぞうくんが、ぼうしがあるかのように勘違いするように工夫されています。
例えば、段ボールの後ろにぼうしのはねかざりが見えると思って、しかけをめくったら、うさぎくんのみみだった、などです。
何個ものしかけを通して、ぼうしを探していきます。しかけを用いることで、ぼうしを見つけたぞうくんの安堵感、でも、勘違いだったことが分かった時の失望がうまく表現されています。
絵が素敵
ぞうくんたちの絵は、ほのぼのとして、どこか懐かしさを感じさせます。
瞳が大きく描かれており、愛らしさを感じる表情をしています。
仲間でぞうくんのぼうしを探す、協力することの大切さを伝えてくれます。
まとめ
今回は、「ぼうしころころ」を紹介しました。
この絵本は、アメリカから日本のアマゾンで注文して購入して読みました。
子供がよく読んでいた絵本「おべんとうなあに?」と同じ方たちが作られた作品だったので、購入しました。
同じ方が作られた作品でも、子供の好みが異なるので、不思議ですね。
末崎茂樹さんの他のしかけ絵本は、以下の記事でも紹介しています。そちらの記事もあわせてお読みください。
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