子供に絵本のよみきかせをしているけど、子供が最後まで聞いてくれない。
私は、3歳になっても、子供が絵本を最後まで聞いてくれず、悩んでいました。
そんなとき、見つけたのが、しかけ絵本です。
しかけ絵本は、お子様も読み聞かせに興味をもってくれます。
今回は、しかけえほんどうぶつのおやこを紹介します。
私は、子供に、少なくとも4000冊の日本語の絵本を読み聞かせしています。回数で言えば、10000回以上は読み聞かせをしています。アメリカに来ても、英語の絵本を読んでいます。その経験を踏まえて、絵本を紹介します。
しかけえほん どうぶつのおやこ
今回は、しかけえほん どうぶつのおやこです。
作・きのしたけいさん、絵・小沢陽子さんです。
2021年発売、コクヨ株式会社の発行です。
あらすじ
にわとり、カンガルー、ライオン、カルガモ、クマ、カエル、ツバメ、蝶々、人間の親子の様子が、しかけを通して描かれています。
感想
写実的な絵
絵は、動物たちや人間の親子が写実的に描かれています。
子ガモの群れの中にいる一匹が何かに躓いたように描かれていますが、それが良いです。
子供は、一匹だけカモがこけているので、それが普通とは違うところが、気になるようです。
子供は、カルガモがお気にいりのようで、カモの絵のところで、いつも「グアッ!グアッ!グアッ!」と言っています。
しかけがある絵本
しかけは、ページの一部分が切り取られ、その穴から親か子のどちらか一方が見えます。
ページをめくれば、親子の両方がそろった姿が描かれています。
写実的な絵は、美しいのですが、キャラクターものに比べれば、子供が絵に関心を持てないこともあります。
その意味では、写実的な絵の作品で、子供の関心をもたせるために、しかけを取り入れるのは良い試みだと思いました。
まとめ
今回は、「しかけえほん どうぶつのおやこ」を紹介しました。
この絵本は、子供が絵本の読み聞かせに集中しないことから、アメリカからネットで購入しました。
内容は、簡単ですので、0歳~2歳のお子様が楽しめる作品かと思います。
以下の記事では、他のしかけ絵本も紹介しています。そちらの記事もあわせてお読みください。
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