子供にどんな絵本を読み聞かせいたらよいかわからない…
この記事では、そのような悩みにお答えしたいと思います。
今回の絵本は、「あいうえオノマトペぱぴぷぺぽいっと!」を紹介します。
私は、子供に、4000冊以上の絵本を読み聞かせをしています。回数で言えば、10000回以上は読み聞かせをしています。アメリカでも、日本語の絵本、英語の絵本を読み聞かせしています。その経験を踏まえて、絵本を紹介しています。
あいうえオノマトペぱぴぷぺぽいっと!
今回の絵本は、「あいうえオノマトペぱぴぷぺぽいっと!」です。
文が石上志保さん、絵が赤池佳江子さんです。
河出書房新社の出版です。
第1刷発行は、2022年です。
あらすじ
このこ絵本は、濁音(だくおん)、半濁音(はんだくおん)、拗音(ようおん)のオノマトペ(状態や動きを音で表現)をまとめたています。
濁音は、ひらがなに、濁点(点のことです)をつけたものです。例えば、がぎぐげご、です。
半濁音は、ひらがなに、半濁点(丸のことです)をつけたものです。例えば、ぱぴぷぺぽ、です。
拗音は、1音節が2文字であらわされるものです。例えば、きゃ、きゅ、きょ、です。
この絵本は、 「が」であれば、「がーがーがー あひるのかあさん うたってる」「がーがー」といった文章とあひるの絵を展開します。同様に、文字ごとに、文章と絵がつづられます。
感想
濁音、半濁音、拗音に特化した内容
この絵本は、濁音、半濁音、拗音に特化した内容です。
我が家の子供は、濁音、半濁音、拗音を、充分に理解できていません。いつも読み間違えてしまいます。
濁音、半濁音、拗音に特化した絵本があれば良いのに…
そう思っていたときに、見つけたのが、この絵本です。
絵本を繰り返し読むことによって、「ぱぴぷぺぽ」のような文字に自然に親しむことができます。
絵本で描かれる濁音・半濁音は23字、拗音は33字です。沢山の文字が紹介されています。
絵本をお子様と一緒に音読すると、発音の練習にもなります。
文章がうまくまとめられている
濁音、半濁音、拗音を使って、文章を作るのは難しいですよね。
でも、この絵本は、濁音、半濁音、拗音のオノマトペを使って、うまく文章がまとめられています。
例えば、「ぎ」では、「ぎざぎざの のこぎりを ひく ぎーごぎこ」「ぎこぎご」と文章が書かれています。その文章に合わせて、大工さんがノコギリで切る絵が書かれています。
絵に合わせて、動きを取り入れると、楽しいです。
「ぎゅ」の文字では、抱っこの絵が書かれているので、お子様を抱きしめると愛情も伝わります。
表がのっている
絵本の最後には、「だくおん・はんだくおんひょう」、「ようおんひょう」があり、絵本に登場した文字をまとめた表が書かれています。
表には、絵本の中で登場した絵も描かれています。
絵本を読んだ後に、その表を見ると、絵本の内容を思い出すことができます。
我が家の子供も、この字は、何だったっけ?と聞いてきます。
この表を活用すれば、絵本の内容の復習になるので、便利です。
まとめ
今回は、「あいうえオノマトペぱぴぷぺぽいっと!」を紹介しました。
この絵本は、サンフランシスコの紀伊國屋書店で購入しました。
子供がうまく言葉を話すことができず、気になっていたので、この絵本を手にとりました。
個人的は、この絵本は、気にいっています。おすすめです。
以下の記事では、おすすめの日本語の絵本を紹介しています。そちらの記事もあわせてお読みください。
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