子供に絵本のよみきかせをしているけど、子供が最後まで聞いてくれない。
どんどん勝手にページをめくってしまうんですぅ。。。(ため息)
我が家では、3歳になっても、子供が絵本を最後まで聞いてくれず、悩んでいました。
そんなとき、見つけたのが、しかけ絵本です。
しかけ絵本であれば、子供も最後まで興味をもって、聞いてくれます。
今回もしかけ絵本を紹介したいと思います。今回は、みんなでんしゃです。
私は、子供に、4000冊以上は読み聞かせをしています。少なくとも、10000回以上は、絵本を読んでいます。その経験をもとに、本を紹介します。
みんなでんしゃ
今回は、みんなでんしゃです。
作・薫くみこ、絵・かとうようこさんです。
2009年発売、ひさかたチャイルドの発行です。
あらすじ
ここは「もりのひろば」えき。
もりのてつどうのしゅうてんです。
えきにはいろんなでんしゃがやってきます。
今日は、どんなでんしゃがやってくるでしょうか…
感想
色んな電車?実は…
この絵本は、駅に変わった電車が到着します。
駅長さんが、「なんだかへんですね」と言いながら、窓を見ると、変わった電車が目に入ります。
我が家のこどもは、「なんだかへんですね」でいつも大ウケ☆
まっくろでんしゃ、ふわふわでんしゃ、しましまでんしゃ。
駅長室の窓の部分が切り取られており、その部分から次のページの絵が見えます。窓の切り取り部分を通して、次のページの絵を見れば、まるで電車が来たように見えます。
なんだろう、どんな電車が来たのだろうと、ページをめくる前に想像がめぐります。
実際にページをめくると、予想外のものであることがわかります。
あるものの一部をみて、電車の窓であることを勘違いしていることがわかります。
ページをめくって、予想外のものがある楽しみが、そこにはあります。
セリフがないページが効果的
絵本の途中には、全くセリフがない見開きのページが出てきます。
駅長さんに変装したきつねくんの肩を、駅長さんが「とん、とん。」と叩きます。その次の見開きのページには、全くセリフがないのです。
セリフがないことによって、「見つかってしまった、しまった!」というようなきつねくんの気持ちが伝わってきます。
もちろん、読者によっては、同じページを見ても、違うことを考えるかもしれません。読む人によって、その場面で、色々な想像ができるようになっているのです。
わざとセリフを入れないページを入れることによって、読者の想像力を掻き立てるつくりが効果的に思いました。
我が家の子供も、そのページでは、自分でセリフを作って、勝手に言っています。
隠れた動物を探す
最初の2、3頁は、駅全体が描かれており、森には動物が隠れています。
我が家の子供は、隠れた動物を探して喜んでいます。
まとめ
今回は、
この絵本は、日本で購入したものを、子供が好きだったので、アメリカまでもってきました。
アメリカに来て今でも、時々、読んでいます。
我が家では、この絵本が、しかけ絵本に注目するようになったきっかけの絵本です。この絵本には、感謝しています。
他の記事でも、しかけ絵本を紹介しています。そちらの記事もあわせてお読みください。
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