英語の絵本を読みたい。
でも、どの英語の絵本を読んだらよいのかわからない。
この記事では、そのような悩みを解消するために、英語の絵本を紹介したいと思います。
英語の絵本は、英語に馴染むのに最適の方法です
今回の絵本は、The Pigeon Finds a Hot Dog!です。
なお、渡米前、我が家では、子供に、少なくとも4000冊の日本語の絵本を読み聞かせしていました。回数は、10000回以上の読み聞かせをしています。アメリカに来てからは、新たに英語の絵本の読み聞かせをしています。
まとめ
本作品は、ホットドッグをめぐるアヒルとハト間の駆け引きを描いた作品です。
アヒルは、婉曲的な表現で、ホットドッグが欲しいことを表現していくため、人によってはわかりづらいと思う作品です。
The Pigeon Finds a Hot Dog!
今回の絵本は、The Pigeon Finds a Hot Dog!です。
Mo Willemsの作品です。
アメリカでの値段は、$16.99です。
2004年の作品です。
あらすじ
ハトは、美味しそうなホットドッグを見つけ、食べようとします。
しかし、そこに、アヒルの子供がやってきて、ホットドックを食べたそうにしています。
アヒルは、それはホットドックかい?ホットドックはどんな味ですか?などと聞きます。
果たして、ハトは、ホットドックをどうするのでしょうか…
感想
本作品は、Elephant&Piggie seriesでお馴染みのMo Willemaさんが書いた絵本です。
アヒルとハトの駆け引きを描く
この作品では、ホットドッグをめぐアヒルとハトの駆け引きを描いています。
アヒルは、ハトに対し、「ホットドックは食べたことがない」、「ホットドックはどんな味がするのかな」、「ホットドックは、チキンの味がするの?」などと連続で質問をします。これらの質問は、間接的に、ホットドックが食べたいことを伝えています。
これに対し、ハトは、自分のホットドックだと言って、あげようとしません。
ハトは、ホットドックはホットドックの味と大声で叫びます。でも、アヒルは、チキンの味はしないんですかと言って、続けます。
最後は、ハトも、根負けして、アヒルに、ホットドックを半分に分けてあげます。
この作品は、アヒルの子供とハトの駆け引きが楽しい作品です。
ただ、アヒルの発言の意図を深読み必要があります。アヒルは、ホットドックが欲しいという直接的な表現を使っておらず、婉曲的な表現を用いて、ホットドックを分けてもらおうとするため、少しわかりづらく感じました。
アヒルの発言の意図が理解できないと、最後に、ホットドックを分ける場面が理解できなくなります。
シンプルな絵・英語は少し難しい単語も
絵は、登場するキャラクターとホットドックだけのシンプルなものです。背景は、単色で、何も描かれていません。セリフは吹き出しになっています。
英語は、1頁に1つ文程度で、1文も長くはありません。ただ、いくつか難しい用語が出てくるので、その単語に引っかかると、多少、内容が難しく感じます。
絵本内で使用された英語
- morsel:ひと口、少量
- bun:丸パン
- splendor:輝き、光彩
- for pete’s sake:冗談じゃないよ、いいかげんにしてよ
まとめ
今回は、The Pigeon Finds a Hot Dog!を紹介しました。
本作品は、間接的にホットドックが欲しいと伝えているため、人によっては、わかりづらく思うかもしれません。
よりわかりやすい作品であれば、以下の記事で紹介したDon’t Let the Pigeon Drive the Bus! Hもあります。あわせて、そちらの記事もお読みください。
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