2022年9月の米国雇用統計を紹介

2022年9月の米国雇用統計を紹介 英語での学び

経済の話って難しい…

そんなことないですか。



私は、英語の新聞記事などを読んで、経済の勉強を始めました。

記事を読むことによって、少しずつ経済のことがわかるようになりました。



今回は、アメリカ合衆国労働統計局のHPを英文で読んでみました。

この記事を読めば、2022年9月の米国雇用統計の概要がわかります。

9月の雇用統計

9月の米国雇用統計は、2022年10月7日(金)午前8時30分に、公表されました。


アメリカ合衆国労働統計局のHPでは、最新のニュースリリースに、以下の通り、掲載されていました。

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上記統計局のプレスリリースから、内容を抜粋して、翻訳して、紹介したいと思います。


概要

雇用統計の概要は、以下の通りです。

  • 非農業部門雇用者数 26万3000人増加
  • 失業率 3.5%へ低下
  • 雇用が増加したのは、レジャー、ホスピタリティ、ヘルスケア



家計調査データの概要

9月の失業者数は、3.5%に低下し、7月の水準に戻る

失業数は、580万人に減少

・主要な労働者グループのうち、ヒスパニックの失業率は3.8%に低下。

 成人男性(3.3%)、成人女性(3.1%)、ティーンエイジャー(11.4%)、白人(3.1%)、

黒人(5.8%)、アジア人(2.5%)の失業率は、前月からほとんど変化なし

・失業者のうち、恒久的失業数は17万3千人減少し、120万人

 一時的な失業者数は75万8000人とあまり変化なし

 長期失業者(27週以上失業している人)は110万人とほとんど変化なし

・月の労働力参加率62.3%とほとんど変化なし、労働力人口比率も60.1%と変化なし

 両指標とも、コロナウイルス(COV)が発生した2020年2月の値を1.1パーセント下回る

・経済的理由によるパートタイム雇用者数は、30万6千人減少し、380万人



事業所調査データ

・9月の非農業部門雇用者総数は26.3万人増加

 月次の雇用増加数は 2021年の月平均56.2万人に対し、2022年はここまで平均42.0万人

9月はレジャー・接客業とヘルスケアで顕著な雇用増

 レジャー・サービス業は9月に83,000人の雇用を増加させ、今年最初の8ヶ月間の月平均雇用増加数  と一致。同業界のうち、食品サービス業と飲食店では60,000人の雇用が増加。レジャー・サービス業の雇用は、2020年2月の大流行前の水準を110万人(6.7%)下回る

・9月、ヘルスケアの雇用は6万人増加し、2020年2月の水準に戻る

 外来医療サービスと病院はそれぞれ2万8,000人の雇用が増加

・専門職およびビジネスサービスの雇用は、9月も増加傾向を維持(+46,000)

・派遣サービスの雇用は、9月も増加傾向(+2.7万人)

・製造業は、9月も引き続き増加傾向(+2万2千人)

・9月の建設業の雇用は増加傾向が継続(+1.9万人)

・卸売業の雇用は、9 月も増加傾向を維持した(+1 万 1 千人)

・運輸・倉庫業の雇用は、9月はほとんど変化がなかった(-8,000人)

・その他の主要産業(鉱業、小売業、情報産業、その他サービス業、政府機関)では前月からほぼ変化なし

9月の民間非農業部門雇用者全体の平均時給は10セント(0.3%)上昇し、10セント(0.3%)上昇し、32.46ドル。過去12ヵ月間の平均時給は、5.0%上昇

9月の民間企業生産・非管理職の平均時給は10セント(0.4%)上昇し、27.77ドル。


次回の雇用統計

次回の雇用統計は、2022年11月4日(金)午前8時30分に公表される予定です。

まとめ

今回は、2022年9月の米国雇用統計を紹介しました。


以下の記事では、他の経済ニュースについても紹介しています。そちらの記事もあわせてお読みください。

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